祖母が教えてくれた毎日が幸せであること

物心がついたころから、ずっとそばにいてくれた祖母の痴呆は振興していたのですが、ご飯を食べた後やお風呂に入った後に、ああ極楽だ、幸せだと大きな声で言っていました。

これくらいのことで幸せな訳ないじゃない、なんてオーバーな表現をするんだと思っていたのですが、そんな祖母が目標であった100歳を超えた途端、ちょっと体調が悪いと入院した直後、苦しむこともなく亡くなってしまいました。

何もしてあげられなかった後悔が押し寄せ、葬儀の準備もままならない中、思い出すのは祖母が幸せだと言っていた楽しそうな笑顔と元気な大声ばかり。

そんなことを家族に言うと、皆、祖母との楽しい日々を思いだし、通夜と葬儀の準備ができるようになりました。

何とか食事が喉を通るようになったときに家族で適当に食事を済ませていると、ああ家族で食卓を囲む日々ってなんて幸せなんだと、その延長線上には、家族だけでなく何かの縁で巡り合った友人とのひとときもなんて幸せなことなんだろうとしみじみ思うようになったのです。

祖母が幸せだと言っていた食事等の日常の生活を、どうしてもっと大切にしてあげられなかったのだろうと思うようになり、今後は、大切な人と過ごす時間を最優先にするようになりました。

どうでもいい飲み会、その後の人生に役に立ちそうにないどうでもいい人とのつまらない時間を過ごすことは、一分一秒たりともしないとおもうようようになり、自宅に居る時間も増えるようになったのです。

そのおかげか、体調も良くなり、家族や友人とのコミュニケーション不足も解消され、ストレスが軽減したと思います。http://xn--n8j7d3b433xf9glwa012dc0d.net/